2011年3月11日 14:46 東北地方太平洋沖地震
報告:第七幸洋丸乗組員一同
その日、第七幸洋丸は仙台油槽所で積荷中でした。船長の素早い判断で、食糧買い出しのため下船していた司厨長を陸に残したまま、船を沖に出し難を逃れました。司厨長も避難所に避難しており無事が確認できました。
積地:JX日鉱日石エネルギー株式会社 仙台油槽所
13時00分 着桟
13時30分 荷役開始
14時46分頃 地震発生のため陸上係員が荷役緊急停止ボタンを押し作業停止
14時50分 津波警報発令
14時55分 機関用意
司厨長に連絡。避難所に居ることを確認。
15時05分 本船停泊ロープを外し、離桟作業を行う。本船を防波堤の外側に避航。
15時30分 レーダーにて第一波の津波を確認。津波に対して直角に進路をとる。
15時40分 防波堤沖3.5マイルで10mを超す津波に遭遇。
その後、第二波、第三波と押し寄せてきた。
レーダーに映る津波
遠くから押し寄せる津波
同じように避難する船
海面が幾重にもなり
激しく叩きつけられる船体
波を超える船体が大きく歪む
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